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あちこち足を運んだおでかけ記録です。東京暮らしもあと少し。


by hana_TK

礼文島1 北の果てへ

礼文島1 北の果てへ_c0119649_18542517.jpgお盆の一週間が、毎年恒例で私の所属する部署の夏休み。前半は、北海道の北西に位置する礼文島&利尻島へ。大学生のころから訪れたかった念願の地にやっと足を運べた。

まずは島に渡る前に、稚内空港から、北緯45度31分14秒、日本の最北端の宗谷岬へ。

周囲の道路表記はロシア語併記で、今までに味わったことのない雰囲気。岬からはうっすらサハリンも見える。もっと寒々しい風景を想像していたけれど、風もなくて海はきわめて穏やか。


礼文島1 北の果てへ_c0119649_190791.jpgそして、ハートランドフェリーで礼文島へ。鹿児島から屋久島に行くときのような小型の船を想定していたのだけれど、数百人が乗れる大型フェリーでびっくり。1時間55分で到着。島自体も想像より大きい。そして、とにかく涼しい。最高気温が22度くらいで、湿度も低くて、日本の夏とは思えない気候。

まず向かったのが、これまた島の最北端、スコトン岬。緯度は宗谷岬のほうが上なので、こちらは「最北限」と表現されている。
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ここから、南に向かい、4時間のトレッキングコースを歩いた。昔は4000m級の山も登っていたから、4時間なんて楽勝だ、と侮っていたけれど、運動不足を実感・・・。礼文島は、横から見ると平べったい形をしていて、激しい高低差はないにもかかわらず、息が・・・。

でも、とにかく空気が澄んでいて、鮮やかな緑と青がどこまでも広がる夢のような世界。ちょっと前まで東京であくせく働いていたのがうそのよう。こんな時間を体が求めていたんだ、と実感。
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「花の浮島」と呼ばれるだけあって、カラフルな花もたくさん。本州なら2000メートル級の山でなければ見られないような高山植物が、礼文島では平地でもごく普通に生育している。

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こちらは翌日歩いた、高さ250mの桃の形をした巨大な奇岩「桃岩」までのコース。「桃岩歩道」は別名「礼文フラワーロード」とも呼ばれて、見たことのなかった花が散見。

花のベストシーズンは6~7月なのだけれど、お盆の時期でもこんなにたくさんの種類の花が!↓
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by hana_TK | 2008-08-15 19:26 | Travel