あちこち足を運んだおでかけ記録です。東京暮らしもあと少し。


by hana_TK

2つのミュージアム@直島

c0119649_21461064.jpg直島には2つ美術館があって、まずはベネッセハウスミュージアム。サイトスペシフィック・ワークスというコンセプトで、直島の自然があるからこそできたアートが数多く展示されている。

印象に残ったのは、柳幸典の「ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム」。各国の国旗が並んでいて、ぱっと見だけではなんだかわからなかったけれど、アリが砂を掘り進んだ跡が線になっている。国境を越える自由の象徴。

あと、ブルース・ナイマンの「100回生きて死ね」もなんだか訴えかけられるものがあったなあ。そして、杉本博司の「タイムエクスポーズド」。世界あちこちの地平線の写真が、瀬戸内海の海のラインと見事に重なっていることが分かったときの驚き。他にもいろいろ、アートってなんて楽しいんだろう、そして、この場所でなければ、と思わせられる作品ばかり。ギャラリーツアーで説明聞くのがおススメ。

c0119649_2147401.jpgそして、もう1つのミュージアムが地中美術館。その名のとおり、地中に作られた、なんとも贅沢な建築。たった3人の作品を展示するためだけの空間。

なんといっても楽しみにしていたのは、モネの睡蓮の部屋。GWということもあり、部屋に入るのにずいぶん待たされたけれど、部屋の中は限られた人数で、ゆったりと絵を楽しめる。床は大理石でただただ真白な空間。最初薄暗くて、奥に進むと自然光で明るくなり、そこに浮かぶ睡蓮。この演出には感服。モネの睡蓮は世界のあちこちで見てきたけれど、私の中で、NYのMoMAに次いで印象的な睡蓮になった。


c0119649_21464519.jpg美術館までの道には、モネが愛した植物を配した「地中の庭」があって、なんともカラフルに花が咲き乱れていて、春らしい景色。
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by hana_TK | 2010-05-22 22:16 | Travel